ミノキシジル育毛剤のリアップ・ロゲイン・カークランドを徹底比較!

育毛成分として最もメージャーかつ最も効果が期待できる育毛成分のミノキシジル。

 

日本でミノキシジル成分が配合されている育毛剤というのは大正製薬から販売されているリアップシリーズのみで、それ以外の育毛剤にはミノキシジル成分が配合されている育毛剤はありません。(因みに、2017年末にスカルプDを販売するメディカルミノキ5というミノキシジル成分を配合する育毛剤が販売予定だったのですが急遽延期になっています。)

 

しかし、海外ではリアップX5以外にもたくさんのミノキシジル成分を配合している育毛剤があります。中でも特に有名なのがロゲインカークランドという育毛剤でこの2つの育毛剤に関しては日本国内でも使用している人は結構多いみたいです。

 

ただ、多くの人は実際にリアップとロゲイン、カークランドにどのような違いがあるかを知っている人は少ないと思います。そこで、この記事ではリアップとロゲイン、カークランドについて徹底的に比較していきたいと思います。

リアップ・ロゲイン・カークランドの販売開始時期の違い

ロゲイン

ミノキシジルという成分は1960年代にアップジョン社(現在のファイザー社)が成分を開発し、高血圧患者用の治療薬として使用していました。しかし、その後に脱毛症の改善効果が発見されてから1980年代にアップジョン社がハゲや脱毛症の治治療用にミノキシジル外用液“ロゲイン”を販売しました。これが世界で初めてミノキシジルが配合された育毛剤です。つまり、ロゲインが世界初のミノキシジル育毛剤なのです。

リアップ

リアップを販売する大正成約は1985年にロゲインを販売するアップジョン社と日本における開発・製造・販売権の導入契約を結んで臨床試験を開始。1999年に日本で初めてのミノキシジル配合育毛剤としてリアップが販売されました。つまり、リアップはロゲインを元に開発・製造がすすめられた育毛剤であり、これは大正製薬の公式ホームページにもしっかりと記載があります。

カークランド

カークランドはミノキシジルの特許が切れた約20年後の1999年に販売されたロゲインのジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品という言葉を知らない人の為に簡単に説明しておくと先発医薬品と同じ有効成分を使用しており、品質、効き目、安全性が同等な医薬品で先発薬品よりも低価格な医薬品のことです。

補足
つまり、日本ではミノキシジルと言えばリアップX5を販売している大正製薬が開発メーカーだと勘違いしている人が多いのですが、実はリアップがロゲインを元に開発された成分なのでリアップとカークランドがロゲインを真似して作られた育毛剤だというわけです。

リアップ・ロゲイン・カークランドの販売価格の違い

育毛剤名 リアップX5プラス ロゲイン カークランド
販売元 大正製薬 ファイザー社 カークランド社
主成分 ミノキシジル5% ミノキシジル5% ミノキシジル5%
内容量 600ml 600ml 600ml
価格 7,048円 2,815円(為替により若干変動) 1,691円(為替により若干変動)

価格を比較してみると分かるのですが圧倒的に日本で販売されているリアップX5が高過ぎると思いませんか?リアップX5はロゲインの倍以上、カークランドに至っては4倍以上の値段で販売されているんです。

 

しかも、このロゲインとカークランドに関しては日本国内での販売を禁止されている為、購入する場合には個人輸入代行で購入するしか方法がありません。

 

だからと言って主成分であるミノキシジルの配合されている濃度が濃いわけでも薄いわけでも同じなのに、なぜここまで値段が違うのでしょうか?

 

裏で何か大きな力が働いてめちゃくちゃ安いロゲインやカークランドを日本国内で販売できないようにされているのではないかと勘繰ってしまうほどの価格差です。

リアップ・ロゲイン・カークランドの配合されている成分の違い

商品名 リアップX5プラス ロゲイン カークランド
成分 ミノキシジル5%
ピリドキシン塩酸塩
トコフェロール酢酸エステル
l-メントール
セタノール
ミノキシジル5% ミノキシジル5%

上記の表を見てもらうと分かるようにロゲインとカークランドに比べてリアップX5プラスに配合されている成分はこれだけ多いのでロゲインやカークランドの2~4倍の値段がするんですね!『さすが、メイドインジャパン!』と納得するのはまだ早いです。

 

実はリアップはネット限定でリアップX5というリアップX5プラスとは違う商品を販売しています。そして、このリアップX5とリアップX5プラスの何が違うかというと配合されている成分と価格です。以下にその違いを表でまとめました。

商品名 リアップX5プラス リアップX5
成分表示画像
成分 ミノキシジル5%
ピリドキシン塩酸塩
トコフェロール酢酸エステル
l-メントール
セタノール
ミノキシジル5%
価格 7,048円 6,458円

通常店頭やネットで販売されているのは左側のリアップX5プラスでネット限定で販売されているのが右側のリアップX5です。

 

そして、その違いはというと配合されているがネット限定の方がミノキシジル5%に変わって価格が590円だけ安くなっています。つまり、言い換えるとリアップX5プラスに配合されているミノキシジル以外の成分の価格というのは590円ということが言えますよね?

 

つまり、リアップX5プラスにはロゲインやカークランドよりもたくさんの成分が配合されているから価格が2~4倍高いという理由にはならないのです。

補足
因みにリアップX5に配合されている『ピリドキシン塩酸塩・トコフェロール酢酸エステル・l-メントール・セタノール』は直接育毛効果とは関係がなく、あくまでも爽快感や塗布時の頭皮の保護作用を目的として配合されている成分です。
また、ネット通販限定ロゲインX5はこれらの成分が配合されていなくても販売できていることから、これらの成分が配合されていないロゲインやカークランドが危険というわけでもないことが分かります。

リアップ・ロゲイン・カークランドのそれ以外の違い

ここまでこの記事を読んでもらった方はお気づきだと思うのですがリアップもロゲインもカークランドもそこまで効果に差はないことは理解してもらえたと思います。そして、これら3つのミノキシジル育毛剤に大きな差があるとすれば価格の部分だけでした。

 

しかし、もう一点これらのミノキシジル育毛剤には大きな差があります。それはミノキシジル育毛剤を使用して副作用が起こった場合に病院に行った時に違いが出てきます。

 

例えば、日本国内で製造販売されているリアップX5プラスを使用した場合には仮に何らかの副作用の症状が現れた場合には、すぐに使用を辞め、それでも症状が改善しない場合には病院で診断してもらったとしても健康保険の適応を受けて診断料を一部負担するだけで大丈夫です。

 

しかし、国外で製造販売されているロゲインやカークランドを使用して副作用が出た場合に病院に行って診断してもらったとしても保険を適用してもらう事は出来ず全額自己負担しなければいけません。これは厚生労働省のホームページで公開されている「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」に記載されています。

 

これはリアップX5が薬事法により第一類医薬品として認められているのに対して、ロゲインやカークランドが同じ成分が配合されているにも関わらず同じような対応を国からして貰えていないからだと思わらます。

 

だから、リアップX5はロゲインやカークランドよりも2~4倍価格が高いにも関わらず平気で商売を続けられている可能性がありますね。

まとめ

ミノキシジル育毛剤として最も有名なリアップX5・ロゲイン・カークランドの3つの育毛剤の違いについて比較してきましたが製品としての品質・期待できる効果・安全性に関してはほとんど差がないと言っても良いと思います。

 

しかし、価格や副作用の症状が出た後の医療機関での健康被害に対する救済の対象にならないという点ではリアップX5が国内で販売されている唯一の育毛剤ということでかなり優遇されているようなイメージです。

 

因みに、リアップX5の副作用に関してあまり深く考えていない人が多いみたいですが、厚生労働省が公表しているデータによるとリアップX5を使用した人の内8.9%の人に何らかの副作用が出ており、大正製薬が公式サイトで公表しているデータを確認しても8.89%の人に何らかの副作用の症状が出ているという状況です。

 

なので、副作用なんて自分に起こるはずがないという他人事として考えるにではなく、リアップX5を購入する前には事前に副作用についての基礎知識を身につけておくことをおすすめします。

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