フィンジアのキャピキシル・ピディオキシジルは本当に有効なのか?

フィンジアにはキャピキシルとピディオキシジルという育毛業界で話題の新成分が配合されていますがこれらの成分は本当に有効なのでしょうか?

 

実際にフィンジアを使ってみて効果がなかった私の立場からするとこれらの2成分の育毛効果については疑問を感じざるを得ません。そこで、この疑問について詳しく調べてみることにしました。

 

育毛に効果があるとされる成分はミノキシジルとフィナステリドだけ

男性型脱毛症診断ガイドラインから成分を考察

男性型脱毛症診断ガイドラインとは公益社団法人である日本皮膚科学会が作成した薄毛治療についてのガイドラインです。このガイドラインを作成した経緯はこのように記されています。

 

最近になり男性型脱毛症に有効な外用,内服の育毛剤が開発され,皮膚科診療においても積極的に使用されるようになってきた.しかし,それでもなお皮膚科医の立場からは無効といえる科学的根拠に基づかない治療法が社会的に横行し,無効な治療法を漫然と続ける患者も少なくない。
このような現状の中で,科学的根拠に基づいた情報を選び出し,男性型脱毛症の診療ガイドラインを作成することは,医師,患者双方にとって標準的治療法を促進するために重要である.欧米では既に診療ガイドラインが作成・公開されているが,人種,医療制度,社会的背景などに大きな違いがあり,そのままわが国の診療ガイドラインとして受け入れるのは難しい.そこで,わが国の実情に即した男性型脱毛症診療ガイドラインの作成にとりかかった。

つまり、現在販売されている育毛剤や育毛治療の中には科学的根拠に基づかないモノが多いく、そういった意味のない治療や育毛を行う人を減らす為に作成されたのです。

 

 

A 行うよう強く勧められる(少なくとも 1 つの有効性を示すレベルIもしくは良質のレベルIIの科学的根拠があること)
B 行うよう勧められる(少なくとも 1 つ以上の有効性を示す質の劣るレベルIIか良質のレベルIIIあるいは非常に良質のIVの科学的根拠があること)
C1  行うことを考慮してもよいが,十分な根拠がない(質の劣るIII~IV,良質な複数のV,あるいは委員会が認めるVI)
C2 根拠がないので勧められない(有効の科学的根拠がない,あるいは無効であるエビデンスがある)
D 行わないよう勧められる(無効あるいは有害であることを示す良質の根拠がある)

このガイドラインでは薄毛の治療を行う上で上記の成分の推奨度がA、B、C1、C2、Dの5段階で判定されています。そして、育毛に有効だと言われている成分の中でミノキシジルとフィナステリドだけがA評価を獲得しています。

 

私も調べて驚いたのですが、実は育毛に効果的と科学的根拠に基づいて立証されている成分はミノキシジルとフィナステリドだけなのです。これは人工知能やら無人で車を運転することが出来る科学技術が発達している2017年現在においてもこの二つの成分だけだそうです。

 

多くの育毛剤メーカーはいろいろな育毛に関する有効な成分を〇種類配合というように宣伝していますが、実際にこれらは医学的根拠に基づいて育毛効果があると立証されている成分ではないのです。

 

育毛剤に含まれている有効成分とはどういうものなのか?

ミノキシジルとフィナステリド以外の成分は育毛効果に科学的根拠がないという事実を解説しました。でも、育毛剤の公式サイトを見ていると『有効成分〇種類配合』という文言を目にします。育毛効果に科学的根拠がないのに『有効成分』という表記はおかしいのでは?と感じますよね。

 

実際に多くの育毛剤メーカーが表記している『有効成分』とはどういうものの事を指すのでしょうか?

 

有効成分とは医薬部外品に配合され、その成分の効果・効能に対して厚生労働省認可をしている成分の事を言います。つまり、有効成分が配合されているということは医薬部外品に該当するということになります。具体的にはセンブリエキス・ジフェンヒドラミンHCI(塩酸ジフェンヒドラミン)・グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)などが有効成分として認められていまがキャピキシル・ピディオキシジルについては有効成分として認められていません。

 

厚生労働省が認可しているのは育毛効果とは限らない!

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律では医薬品、医薬部外品、化粧品についての定義がハッキリとされています。

 

医薬品 治療又は予防を目的とするもの
医薬部外品 人体に対する作用が緩和なものであり、予防を目的とするもの
化粧品 人体を清潔、美化など衛生を目的とするもの

そして、有効成分が配合されている医薬部外品は予防を目的とする為に使用するものであるという位置づけであり、厚生労働省が認可している効果・効能というのは薄毛の予防効果を認めているものに過ぎないという事です。

 

そして、化粧品に至っては育毛効果どころか予防の効果すら認められておらず、清潔・美化を目的として衛生面での効果しかありません。そして、何よりフィンジアは医薬品でもなければ医薬部外品でもなく化粧品に分類されるので清潔・美化の点でしか効果はありません。

 

フィンジアを購入する意義はもはや0

冒頭でも上げましたが、フィンジアの一番の売りは『キャピキシル』と『ピディオキシジル』という二大新成分です。

 

しかし、キャピキシルとピディオキシジルは育毛効果に科学的根拠がないことは男性型脱毛症診断ガイドラインを考察することでわかりました。又、厚生労働省に効果効能が認められている有効成分にも該当しないこともわかりました。

 

更には、フィンジアに含まれているキャピキシル・ピディオキシジル以外の成分についても有効成分が配合されていない為、フィンジアは化粧品として該当することになります。つまり、フィンジアは頭皮の清潔・美化などの衛生的な効果しかないといえます。

 

育毛業界で注目の新成分『キャピキシル』と『ピディオキシジル』が配合されているから50mlで12800円という高額な価格設定になっているのだと思いますが、さすがに頭皮を衛生的に保つためにそれだけ高額なお金を支払う人はいないのですよね。

 

恐らく、あなたはフィンジアを育毛目的で購入しようか悩んでいるのだと思いますが、フィンジアに育毛効果が期待できないことは歴然だと個人的には分析しました。

 

Next.全額返金保障は全額返ってこない

2 Responses to “フィンジアのキャピキシル・ピディオキシジルは本当に有効なのか?”

    • 育毛効果という点ではミノキシジル育毛剤(リアップ等)がおすすめだと思います。

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