ピディオキシジルは効果ないのか本当の事を教えて欲しい!!

ミノキシジルと良く似た成分のミノキシジル誘導体(別名:ピディオキシジル)。このピデオキシジルですが、ミノキシジルと同じような育毛効果が期待されるうえに、ミノキシジルの唯一の欠点でもある副作用がないということで注目を集めている成分です。しかし、本当にそんな都合のいい成分があるのでしょうか。実際にいろいろ調べてみました。

成分構造がほぼ同じ?

ピディオキシジルは育毛に最も効果があると言われている成分であるミノキシジルとほぼ同じ分子構造をした成分です。と、言うよりは、ミノキシジルの育毛効果を残したまま、副作用を無くすことが出来ないかと考えて開発された成分がピディオキシジルなのです。

つまり、ピディオキシジルはミノキシジルを元に作った成分であり、似てて当たり前というわけです。

どこが違うのか?

ミノキシジルとピディオキシジルの原子構造の違いについてですが画像の丸で囲んでいる部分がミノキシジルは六角形なのに対してピディオキシジルは五角形になっています。

これはミノキシジルを構成する丸の部分の分子の炭素が1つ少ない事を示しています。つまり、簡単にいうとミノキシジルを構成する成分の一部分の分子から炭素を1つ取り除いたものがピディオキシジルというわけです。

ピディオキシジルの効果は

ピディオキシジルはミノキシジルとほとんど分子構造は変わらない事は説明しましたが、実際に効果に違いはあるのでしょうか?化学的な観点から見ると分子構造の違いは小さいとしても効果に大きな違いがある事は珍しくありません。

事実、ミノキシジルは副作用の危険性があるのに対してピディオキシジルには副作用の危険性がないとい事から見ても成分の違いは明らかです。

ミノキシジルは血管拡張作用により育毛促進する

ミノキシジルの体に及ぼす作用として最も影響が大きいのが血管拡張作用です。ミノキシジルはもともと低血圧患者の治療薬として使用されており、その副作用として育毛効果が認められた事から育毛剤として使用される事となりました。

そして、ミノキシジルに育毛効果があるのはこの血管拡張作用が大きく関係しています。ミノキシジルにより、血管が拡張される事で血流が良くなります。血流が良くなると血液によって毛根に言えようが行き渡り育毛促進されるというメカニズムです。

ピディオキシジルには血管拡張作用はない

一方、ピディオキシジルについてはミノキシジルと似た分子構造ですが血管拡張作用はありません。その理由はピディオキシジルが含まれる育毛剤フィンジアの使用上の注意を確認すれば明らかです。

ミノキシジルを含む大正製薬から販売されているリアップには使用上の注意のところに使用規制が設けられており、低血圧の人は使用しないように禁じられています。これは低血圧の人がミノキシジルを使う事で血管が拡張されてしまい、更に血圧が下がって健康被害が出る可能性があるからです。

一方、ピディオキシジル成分を配合しているフィンジアの使用上の注意には低血圧の人のへの使用は制限されていません。これは、ピディオキシジルには血管拡張作用がないため低血圧の人が使用しても特に問題がないからです。

血管拡張作用がないという事は効果もない

ミノキシジルに育毛効果が認められている理由は血管拡張作用による血行促進です。そして、ピディオキシジルには血管拡張作用がないという事はいくら成分の構造が似ていたとしても育毛効果は似て非なるものと言わざるを得ないと思います。

その他にも、ミノキシジルを配合している育毛剤は医薬品という言わば薬としての位置付けであるのに対して、ピディオキシジルを含む育毛剤については医薬品どころか医薬部外品にすら認定されておらず、位置付けとしては効果が気休め程度の化粧品という扱いです。

と言う事で、多くの口コミサイトではピディオキシジルはミノキシジルと同等の効果を持ちながら副作用の心配がない成分と言うように言われていますが、決してそんな事はないと個人的には思いますのであまり口コミサイトの情報を鵜呑みにしない方がいいですね。

フィンジアにミノキシジルのような血管拡張作用はあるのか?

フィンジアにはミノキシジルの分子配列を一部組み替えて出来ているピディオキシジル(ミノキシジル誘導体)と言う成分が配合されています。

実はミノキシジルは育毛剤として使用される前に、高血圧患者の為の血管拡張剤として使用されてきました。そして、ミノキシジルを処方された患者に薄毛が改善すると言う副作用の報告が多数出てきたことから育毛剤に使用する事が出来るのではと言う事で開発がが進められました。

ミノキシジルはこの血管拡張剤作用によって血流がよくなる事で毛乳頭に栄養が行き渡り育毛促進されているのではないかと言われています。では、ミノキシジルと良く似た成分であるピディオキシジル(ミノキシジル誘導体)についても血管拡張作用があるのでしょうか。

私の個人的な見解なのですが、ピディオキシジルには血管拡張作用がある可能性は極めて低いと考えられます。その理由はフィンジアは高血圧の人の使用を禁止していないからです。

ミノキシジルは低血圧の人の使用を禁止している

ミノキシジルを配合している国内唯一の発毛剤は大正製薬から販売されているリアップのみです。そして、このリアップの取り扱い説明書を確認すると高血圧の人の使用を禁止しています。

これはやはりリアップに含まれるミノキシジルの血管拡張作用によって低血圧の人の血圧が更に下がってしまう危険性があるからです。

 

また、同じくミノキシジルを含む育毛剤のロゲインにも低血圧の人が使用する事を制限しています。ま〜、そもそもリアップはロゲインを元に作られた育毛剤なので、ロゲインで低血圧の人に使用できなければリアップも使用する事はできないのは当たり前ですが。

と、言う事は血管拡張作用がある成分を配合している育毛剤は低血圧の人は使用すべきではないと言う事です。

・フィンジアには使用制限がない

一方、ミノキシジル誘導体を配合しているフィンジアにはリアップのような制限はなく、低血圧の人でも使用することは可能です。

私はフィンジアを販売しているメーカーに副作用がないかを直接メールで問い合わせたのですが、その際に副作用の心配がないとはっきりと回答が返ってきました。つまり、フィンジアに含まれるミノキシジル誘導体には血管拡張作用はないということがないからこそ、低血圧の人も使用する事が出来るのだという事です。

そうでなければ低血圧のの人がフィンジアを使用すると副作用が起こってしまう危険性があるからです。

血管拡張作用がないということは育毛効果もない可能性が・・・

はじめに言いましたが、ミノキシジルに育毛効果が認められる原因は血管拡張作用より、頭皮の血流よくなる事で毛乳頭に栄養が行き渡ることで育毛促進されるからです。

そして、ミノキシジルと成分構造が似ているミノキシジル誘導体には血管拡張作用がない事は説明しました。

つまり、仮にミノキシジルに似た分子構造だとしても、育毛効果に直結する血管拡張作用がないのであれば育毛効果は期待できないと言うことが言えます。

と、言うことはフィンジアにミノキシジル誘導体が配合されていることで育毛効果が期待できるかと言うと、決してそうとは言えないと言うことがわかると思います。